菌ちゃん農法

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ちょっと酔った状態での対談したため、
不適切な言動ともとれるようなところがありますが、
内容は良かったので、ご覧いただけたらうれしいです。
先週の沖縄に行った時、EM暮らしの発酵リゾートホテルで、主催者と対談した動画です。
https://www.youtube.com/watch?v=ZU49m1P6g44

私の講演動画。
昨年11月にYouTubeに公開してまだ2か月しかたたないのに
すでに54万回再生!ちょっとびっくりしています。
まだ見てない方がおられましたら、
時間があるときにしっかり集中して見ていただけたら嬉しいです。

ただ、誤解しないでほしいのは、
現実はそんなに単純ではありません。
菌ちゃんふぁーむではまったく農薬も使わずに野菜作りが出来ているわけではありません。
様々な気象条件、土壌条件で、野菜が弱る時はあるので、そうすると虫は来ます。
そんな時は、有機JASで認められた農薬(化学合成農薬ではありません)を使います。

ただ、この自然界の基本構造は、強いものが弱いものを駆逐して勝つのではなく、
他より優れた能力があれば、それを他の生きもののために使うことで、
全体として共存共栄して進化してきたということを教えられたということです。
また一見敵に見えたり、害になると思っていたものが、
実はとても大切な役割を果たしてくれていたことに気づかされたということです。
理念ではなく、畑で実際にそうなったという話です。
いいな!と思っていただけたら、どんどん拡散してくださるとうれしいです。

動画はこちら⇒ https://www.youtube.com/watch?v=9EnnyiPD9gQ

技術的なことを詳しく解説している本
「菌ちゃん野菜作り&菌ちゃん人間つくり」(660円)
10数年以上版を重ねてきて、最新版を1年半前に出版したのですが、
無肥料の菌ちゃん農法については、この1年半の間にさらに小さな改善が進みました。
そこで、最新の方法について1枚紙の裏表にまとめた補足資料を作りました。
本にはさめて販売しますので、この機会にお求めください。

すでにこの本を購入済みの方は、
菌ちゃんげんきっこでも何でもいいので、ネットショップから購入する際に、
備考欄に「菌ちゃん野菜作りの補足資料希望」と書いていただければ、
発送の際、同封します

この本は、野菜作りだけでなく、
菌ちゃん人間になるための具体的方法も詳しく書かれています。
例えば「ジュースを減らす」とか「よく噛む」、
その他いろいろ具体的な改善方法がありますが、
わかったとしても実際はやらない人が多いです。

この本には、どのような働きかけをしたら子どもたちが実際に行動する気になるか。
そして心や体の具体的な変化を子ども自身に気づかせるために、どのように記録させるか。
これらの具体的指導方法も書かれています。
これは私たちが小学校等で長年取り組み、試行錯誤を続けてできあがったものです。

何かの試験に合格したい! 試合に勝ちたい! など明確な目的があって、
そのために勉強や練習するわけですが、
同時に、食改善も同時に行うと、はっきりその効果を実感できるはずです。
ぜひやり方(教え方)を読んで、参考にして欲しいと願っています。

購入はこちら https://kinchan.ocnk.net/product-list/3
この中にある660円の本です。

約1年数か月も続けた、西日本新聞で週一回の連載「菌ちゃんありがとう」
その連載がやっと終わり、すぐ本にしようと思ったまま
とうとう5年も経過してしまいました。
だいぶ技術も情勢も進展したので、加筆して早く本にしたいのですが、
まだ手を付ける時間的余裕がない状況です。
でも、特に加筆しなくても
今だからこそ、とても重要な内容になっていると思います。
そこで、この年末年始の少し時間があるときに、
この連載記事を読んでみませんか?
全62話ですが、面白くないと思ったらそこで止めればいいのです。
前半は菌ちゃん野菜の話、後半は菌ちゃん人間の話です。
連載記事はこちら⇒ https://tanakayu.com/kinchan/

僕が講演会の時に時々紹介しているテレビアニメ番組「地球少女アルジュナ」
今、ネットで見ることが出来ます。
約20分が13話あります。
大地が生きものを育て、それが私たちの食べものとなり、自分の体に返信していく・・
それがアニメーションでとてもわかりやすく描写されていたり、
幽体離脱や、生まれる前の魂の状態の話、意識が物質や生きものに与える影響など
子ども向けというより、大人が見るべきアニメです。

しかも、原発事故が起きる前から、原発事故が起きることを予言していたことになり、
そして病原体の問題がこれからどうなっていくのか?
未来を予想した内容にもなっているんです。

日本から新型病原体が広がっていく・・
病原体をやっつけようとしてもどうにもならない・・
日本は世界から隔離され、絶滅するしかないのか・・・
アニメではそこから日本は復活していくのですが、そのカギは何なのか?
まで描かれています。

これからの現実の日本が、このアニメのようにならないことを期待しますが、
現実として、
新型ウイルスと同じとも考えられるレプリコンワクチンを世界で日本だけが生産開始し、
エボラウイルスなどを研究するBSL4施設が、長崎市に建設されようとしていて、
今のところ、アルジュナのストーリー通りに現実が進んでいるのが不気味です。

もし現実に病原体が蔓延していった場合、どうしたらいいのか?
このアニメで語られる、その解決のカギは、はたして何?

これは、言葉では伝わりにくいものです。

ぜひ地球少女アルジュナを見て下さい。

あえて言葉にすると、

私が講演会でたまに伝えている自然の仕組みの話と重なっていて、
やっぱり菌ちゃんへの謝罪、信頼、一体感が解決のカギになるんだと確信しました。
そしてこの感覚は、言葉によって人から人に伝えることはできないものであり、
菌ちゃん野菜作り体験の中で、自分の中からわきあがってくるものであり、
つまり、日本復活のために私たちにできることは、
今のうちに、菌ちゃん野菜作り実践者を広げることだ!と確信しました。
私たちがやらなくて、誰がやれる?
私たちが今のうちに、菌ちゃん野菜作りの面白さ、楽しさを広げていくしかない!!

地球少女アルジュナのアニメはこちら
https://www.youtube.com/watch?v=U4jMftXlkQc&list=PLDWc_SmJiuqKK_KyeiCNjr5fX-Znwv18Q
※そのまま見るとダイジェスト版を見てしまいます。
横の方に、1話から13話まで、別々にメニューがあるので、
一つずつ見て欲しいです。


先日、菌ちゃんのウネ作り屋さんになるための研修会を行いました。
これで3回開催しました。また来春も開催予定です。

菌ちゃん農法が、これからの未来をより良くするに違いないと確信した、熱い心の同志たちが
全国から菌ちゃんふぁーむに集まってきて、
みっちり実演と座学をして、最後に厳しいテスト問題を解いて、
晴れて新たにウネ作り屋さんとして加わりました。
現在、ウネ作り屋さんは日本全国で90名になりました!!
その名簿は https://kinchan.ocnk.net/page/13

すでに次から次に依頼が来て、予約が10件以上たまっている人もおられます。
よろしければご活用下さい。
労力的に高ウネ作りは難しいけど菌ちゃん野菜を育てたい人など、お勧めです。
戸建て住宅の小さな庭に菌ちゃんウネを作ったら、
毎朝野菜の生長を眺めて、好きなときに野菜を収穫出来ますね。
菌ちゃんのエサの確保ができない人は、エサの運搬だけ頼むことも出来ますよ。

ブロックで50cm程度の枠を作ってその中でこの菌ちゃんの土づくりをしたら、
車椅子で横づけして野菜を植えられます。
だから老人ホームやリハビリ施設などでも、菌ちゃん野菜が育てられますよ。
そのような方々は、たっぷり時間をかけていっぱい愛情をそそぐことが出来るので、
普通の人が育てるよりも、もっと立派な野菜が育つ可能性が高いんです。
どこかがやり始めたら、その効果に驚いて急激に広がっていくかも!!!

※菌ちゃん野菜作りオンライン講座を申し込むと
これまでの膨大なQ&Aがたまっているので、
質問に近いQ&AをAIが集めてきてくれます。
講座の詳細は、https://lp.career-ark.co.jp/kin_course_all

※重要情報の中のQ&Aの中のQ7:草の利用法について
この中で、やわらかい草、収穫残渣、硬い草などをどう活用したらよいか、
説明文をわかりやすく加筆修正改良しましたので、再度目を通して下さい。
⇒ https://kinchan.ocnk.net/page/2

※販売開始したばかりのアナスタシア最終刊がすぐ品切れになってしまいましたが、
再版開始しました。
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こんな本が世の中にあったなんて!!
私は、この本に出会って、私たちの活動がまちがっていなかったことを確信し、
未来に希望を持つごとができました。
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ジャンル分けすると精神世界系の本になるのかもしれません。
この内容に懐疑的な人も多いようですが、
私は、これは現実に起きた物語なのだと思っています。
多くのロシア国民がこの本を読み、感動し、実際に行動を始めたことで、
ロシアの政策がすでに動き始めているのです。
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アナスタシアの夢物語のような提言から、
2016年、プーチン大統領は極東の土地を国民に無償提供する制度に署名し、
すでに計4300件の土地提供が認められ、
2017年2月には申請資格が全国民に拡大されました。
アナスタシアの夢に共鳴して、その現実化のために、
ロシアでは草の根のところから徐々に変化が始まっているのです!
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それくらい、この本は影響力とインパクトがあります!!
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これだけでは何のことかわからないと思いますが、
「今後私たちの社会はどうなっていくのか・・」
未来に不安を抱いているあなたにはぜひ読んで欲しいです!

9巻最終巻の主なテーマは、
 隠された大宇宙の法則、
 未知の文明からのメッセージ、
 サイコ・テレポーテーション、
 愛の強化方法、
 人間を蝕むウイルスの正体、
 地球規模の大災害を防ぐ方法、
 私たちの使命
などで、世界に不穏が続く中で、調和と幸せをもたらす内なる力を目覚めさせる、
灯台のような本です。

読んで感動した方は、ぜひお便りをお寄せ下さい。

購入はこちら https://kinchan.ocnk.net/product-list/3
自然物を使った無施肥の菌ちゃん農法は、
全国の事例を見て回ったり、また菌ちゃんふぁーむでの新たな経験を積み
年々少しずつ改良を重ねてきました。

オンラインの動画での講座でしたら一度購入されると、
翌年も翌々年も、最新の方法が動画で紹介されますが、
昔のYouTubeだけ見ても、現在の方法とはだいぶ違っているんです。
「菌ちゃん野菜作り&菌ちゃん人間つくり」や「菌ちゃん農法」の本も、
出版後にいくつか改善したところがあります。
改善情報は、そのつど下記HPの重要情報のページに掲載しますので、時々見て下さい
 https://kinchan.ocnk.net/page/2

全国各地の無肥料の菌ちゃんウネを見て回って、
特にこれが改善できていないことが多い、という点を以下に挙げますので確認して下さい。

□ウネが低い 
ウネの上部に菌ちゃんの食べものを乗せる前の段階で、溝からのウネの高さは45cm以上にします。ただし、畑がかなり急な斜面だったり、とても乾燥しやすい砂土の場合は、それほど高くする必要はありません。
それから有機物を乗せ、土を乗せ、マルチをかけた段階では、55cm程度になります。3か月経過した植える頃には少し低くなりますが、45cm以上になります。
以上のように高くなくても、秋冬野菜はうまく行くことも多いですが、夏野菜の梅雨時期など大雨が続くと途端に糸状菌が弱まり、野菜が肥料不足になったり弱くなります。
現在低すぎるウネを高くする方法はHPの重要情報の中のQ&Aをご覧下さい。

□重しを置く場所と距離がちがう
 ウネの肩付近に載せます。重しと重しの間の、重しのない部分の距離は20cm程度です。広すぎるとエサが乾きすぎて糸状菌が食べられません。

□土の重しが雨で流れて小さくなっている
 重しの下の黒マルチを少し破ってみて下さい。晴天が続いていても土が湿っていれば、その重さでもOKです。雨で流れやすい土の場合はポリ袋や黒色の土嚢に土を入れてから乗せてください。

□米ぬかや堆肥を入れている
 チッソ分をある程度含んでいるものを入れると、空中チッソを固定してくれる細菌が必要なくなるので定着してくれません。そうなると毎回堆肥等を入れないと育たなくなります。

□菌ちゃんのエサに、草だけ使っている。
ススキやセイタカアワダチソウくらい硬い草ならそれで大丈夫ですが、柔らかい草を使うと細菌類が食べます。糸状菌が食べない限り空中窒素を固定する菌は育ちません。草なら固くても柔らかくても、草専用のより簡単な土づくりがあります。詳細はHP重要情報のQ&Aをご覧下さい。

□ウネの上部に乗せた有機物を土と混ぜていない。
 混ぜなくても構いません。糸状菌は空気が好きなので最近まで混ぜない方法で説明していました。ただ、少し混ぜて有機物がやや下に潜っても、糸状菌の繁殖はそれほど遅くならないことがわかり、かえって干ばつ時には糸状菌が活動しやすくなり、何より植付の際、有機物をよけずにそのまま土を強く押して植付や種まきが出来るので、作業がとても楽になります。
45cmのウネに有機物を乗せ、その上に土を薄く乗せたら、ウネの上から深さで約20cm程度をスコップか爪ぐわでよく混ぜます。
有機物が大きめ等で混ぜにくい場合は、40㎝のウネに有機物を乗せ、その上に土を乗せてその土を有機物の間の余白に落とし込んでください。
ただし、有機物が固い草の場合は混ぜると細菌類が食べやすくなるので、従来通り混ぜないで下さい。


以上詳しくは菌ちゃんふぁーむHPの「重要情報」のQ&Aの中で説明してあります。
今回は化学肥料の液肥について

化学肥料と言っても、窒素N,リン酸P、カリKそのものを化学的に合成することは出来ません。
多くは天然鉱石から精製したものです。
ただ、窒素は天然鉱石から取り出していると、やがて底をつくため、
現在は空中の窒素に水素(天然ガス由来)を反応させて作っています(ほぼ全量輸入)

それに対して、木など自然物を使った菌ちゃんの土づくりでは、
空中の窒素を微生物の力で、植物が吸える窒素肥料に変えています。
ということは、天然ガスを使うのか、微生物の力を使うのか
という大きな違いがありますが、
空中窒素から作っている点においてはどちらも同じです。
つまり、化学肥料自体が何か有害というわけではありません。

ただ、菌ちゃんの土づくりの場合、
使われる自然物はもともと健康な生命体だったのですから、
ミネラルなど、生命に必要な全ての成分を当然含んでいますが、
化学肥料の場合は特定の成分だけしか含まないので、
使いすぎるとミネラルバランスが崩れ、病害虫が発生しやすくなります。

そして何よりも、化学肥料を微生物は食べられないので、使いすぎると、
菌ちゃん野菜のパワーの源泉である、一番大切な「微生物」さんが、
土の中で増えてくれないのです!!

そんなわけで菌ちゃんふぁーむでは化学肥料は基本的には使いませんが、
化学肥料自体が悪いものではないのです。


これまで土づくりは5年かそれ以上かかると言われていました。
それはその通りなのですが、
菌ちゃん農法だとたった3か月で、(土づくりは未完成なのに)、
菌糸と野菜の根(苗またはタネから発芽した根)が直接つながることで、
元気な野菜が育ってしまうという、すごいことがおきるようになりました。

ただ、やはり3か月では、まだ菌ちゃんが土全体に増えているわけではなく、
そのため、野菜のタネや苗を植えたとき、
たまたま菌糸が近くにいたら、菌糸と野菜がつながって、野菜はグングン育つのですが、
菌糸が近くにいなかった場合、ほとんど育たないのです。

そこで、菌糸が野菜の根まで到達するのを待つのではなく、
根のほうも伸ばせば、速くつながることができると考えました。
そのためには野菜自体に一時的に肥料を与えたらいいわけです。
つまり、すぐに肥料が効いて、かつすぐに消費されてしまった方が、
菌ちゃんが働きやすくなります。
それには、化学肥料主体の液体肥料が一番良いのです。
それで、このたび、植付の時だけ使用する液肥として、
化学肥料を小分けすることにしました。

以上、菌ちゃんふぁーむで化学肥料を小分けして販売開始した理由を書きましたが、
これはひとつの考えです。
化学肥料は一切使わないと決めて、有機肥料で液肥を作って使う人も素晴らしいし、
そもそも液肥なんて使わないで育てる人もおられるわけです。

化学肥料があったからこそ、多くの人類の食糧が供給できたわけで、
今現在、慣行農法で栽培している人は、
人々みんなが生きるための食糧をまかなってくれている大切な方々です。
ただ、もうそろそろ、自然の循環の原理に沿った食糧を生産する人の割合が増えていかないと、
地球環境は限界に近づいている気がします。
でも、農業で生計を立てている方々は、そう簡単には転換できません。
だからまずは、とびきり元気で病害虫に強く、
なによりもはっきりと味に違いのある菌ちゃん野菜作りが
市民の方々の間でどんどん広がっていくことで、
やがて、自然の循環に沿った農業に切り替える農家が増えてくると思うのです。
そして、みなさまの実践と発信によって、実際その通りになりつつあるので、
本当にありがたく、ありがたく、ワクワクしています。

★植付の時だけ使う液肥 購入はこちら
https://kinchan.ocnk.net/product-list/7