2024年12月

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約1年数か月も続けた、西日本新聞で週一回の連載「菌ちゃんありがとう」
その連載がやっと終わり、すぐ本にしようと思ったまま
とうとう5年も経過してしまいました。
だいぶ技術も情勢も進展したので、加筆して早く本にしたいのですが、
まだ手を付ける時間的余裕がない状況です。
でも、特に加筆しなくても
今だからこそ、とても重要な内容になっていると思います。
そこで、この年末年始の少し時間があるときに、
この連載記事を読んでみませんか?
全62話ですが、面白くないと思ったらそこで止めればいいのです。
前半は菌ちゃん野菜の話、後半は菌ちゃん人間の話です。
連載記事はこちら⇒ https://tanakayu.com/kinchan/

前回メルマガで紹介した、地球少女アルジュナ見てくれましたか?
病原菌だって必要だから生きている。
みんな一つだったんだ・・

そんな感覚を少しでも呼び覚ますため、
微生物への悪いイメージを払拭するために作ったのが
「きんちゃんのえほん」です。
みんなが勧めてくれたおかげで、とうとう1万冊完売したので、増刷しました。
大人が読んでも面白いですよ。


以下は最近、読んだ人からの感想です。

●4歳の娘が何度も読んでと持ってきます。
どろんこ遊びは大好きですが、絵本を読んでから、ふとした会話に、
「今日もきんちゃんと仲良しになれたかなぁ」とか
「いっぱいどろんこで遊んだから、〇〇の中にきんちゃんいっぱい入ってくれたんだよ」
などきんちゃんが登場するので、微笑ましいです。


●素晴らしい絵本をありがとうございました!
分かりやすいしイラストも可愛くて良いなぁ!と思い、2歳の孫宅にも取り寄せました。
孫も気に入り、「ウンチ、見る!」と言って、
しょっちゅうウンチのページを見ています(^^)
本棚に「きんちゃんのえほん」が並ぶようになって、
周りの絵本たちも喜んでいるかのようです。
娘や婿さんも読むことによって、意識の広がりがあるかも?と感じています。
5冊まとめて購入したので、小学校や子育て支援センターなどに寄贈する準備をしています。
いつか読む機会があるとピンときた紙芝居も一緒に購入したので、
子どもたちに「きんちゃん」を広める活動のお手伝いを、
ささやかながらやっていきたいと考えています。


●4歳の息子に購入しました。
ご飯の時いつも「これ食べたらお腹の菌ちゃん増える?」と聞いてきます。
「増えるよ〜」と言うと普段少食ですが急にもりもり食べてくれます。
菌ちゃんが日常会話に繰り返し出てきて、
絵本を通して食事や健康について、子どもと話す事が増えました。
絵もとても可愛くてページをめくるごとにカラフルな菌ちゃんの名前を覚えて楽しんでいます。
寝る前に、これ読んで〜とよく菌ちゃんの絵本を持ってきてくれます。
可愛くて面白くて、為になる絵本をありがとうございました。


お求めはこちら https://kinchan.ocnk.net/product/333

他にもお勧めの本のコーナーは、https://kinchan.ocnk.net/product-list/3

僕が講演会の時に時々紹介しているテレビアニメ番組「地球少女アルジュナ」
今、ネットで見ることが出来ます。
約20分が13話あります。
大地が生きものを育て、それが私たちの食べものとなり、自分の体に返信していく・・
それがアニメーションでとてもわかりやすく描写されていたり、
幽体離脱や、生まれる前の魂の状態の話、意識が物質や生きものに与える影響など
子ども向けというより、大人が見るべきアニメです。

しかも、原発事故が起きる前から、原発事故が起きることを予言していたことになり、
そして病原体の問題がこれからどうなっていくのか?
未来を予想した内容にもなっているんです。

日本から新型病原体が広がっていく・・
病原体をやっつけようとしてもどうにもならない・・
日本は世界から隔離され、絶滅するしかないのか・・・
アニメではそこから日本は復活していくのですが、そのカギは何なのか?
まで描かれています。

これからの現実の日本が、このアニメのようにならないことを期待しますが、
現実として、
新型ウイルスと同じとも考えられるレプリコンワクチンを世界で日本だけが生産開始し、
エボラウイルスなどを研究するBSL4施設が、長崎市に建設されようとしていて、
今のところ、アルジュナのストーリー通りに現実が進んでいるのが不気味です。

もし現実に病原体が蔓延していった場合、どうしたらいいのか?
このアニメで語られる、その解決のカギは、はたして何?

これは、言葉では伝わりにくいものです。

ぜひ地球少女アルジュナを見て下さい。

あえて言葉にすると、

私が講演会でたまに伝えている自然の仕組みの話と重なっていて、
やっぱり菌ちゃんへの謝罪、信頼、一体感が解決のカギになるんだと確信しました。
そしてこの感覚は、言葉によって人から人に伝えることはできないものであり、
菌ちゃん野菜作り体験の中で、自分の中からわきあがってくるものであり、
つまり、日本復活のために私たちにできることは、
今のうちに、菌ちゃん野菜作り実践者を広げることだ!と確信しました。
私たちがやらなくて、誰がやれる?
私たちが今のうちに、菌ちゃん野菜作りの面白さ、楽しさを広げていくしかない!!

地球少女アルジュナのアニメはこちら
https://www.youtube.com/watch?v=U4jMftXlkQc&list=PLDWc_SmJiuqKK_KyeiCNjr5fX-Znwv18Q
※そのまま見るとダイジェスト版を見てしまいます。
横の方に、1話から13話まで、別々にメニューがあるので、
一つずつ見て欲しいです。

前回のメルマガ、たくさんの方々から感想をいただき
共感する人がとても多く、ますます意を強くしました。
ありがとうございました!

「何か決断すると、邪魔をするものが現れる!」
まさにその通りでした。
私が県職員を辞めて農業をすると決めたとき
私の親は親戚から「お前んとこの子どもは一番優秀と思っていたのに一番バカやった」と言われ、
私は親から、「辞めるなら親子の縁を切る」とまで言われ、
上司からは「おまえが農業できるわけないやろ!」
そして実際辞めたら、まわりからは
「なんか警察沙汰なことをしてやめさせられたんやろう」と言われました。

でも、これだけ否定され馬鹿にされ、コケにされたことこそが、
その後のうまくいかない苦しい時も、
決してあきらめようとせず、乗り越える力になったわけで、
今ではとても感謝しているんです。

何か苦しいこと、いやなことが起きたとき、
どうして? 私は悪くない! 
あの人のせいで・・ あのことが起きたせいで・・
と思いがちですが、それでもなんとか困難を乗り切ったとき、
後から考えると、あんなことがあって本当に良かったって思うことが多いですよね。

「知覧特攻平和会館と菌ちゃん野菜作り」

僕は悲しい、かわいそうな話はあまり好きではありません。
例えばアニメのフランダースの犬を見てもあまり泣きません。
ウソだと言い聞かせて、心をシャットアウトしようとします。
でも母をたずねて三千里を見た時は、毎回大泣きしてしまうのです。
庶民の哀しさと優しさ、愛おしさを感じて心がふるえてしまいます。

そんな僕に、敬愛する永伊智一監督から、
「神風特攻隊の出発基地だった知覧に一緒に行かないか」と誘われました。
永伊監督は、東京、大阪、名古屋、福岡でセミナーを開催しておられて、
食や歴史などこの世界の本質的な情報を得たり、自分の行いや食習慣、生活習慣を正すため、
僕も毎月参加していて、
その先生からの誘いですから僕にとって断ると言う選択肢はなく、
10名の仲間と同行することになりました。

※ちなみに、永伊監督が週2回出されている無料メールニュースの登録はこちらです
https://f.bmb.jp/bm/p/f/tf.php?id=bm27693dr&task=regist

知覧で現場を見て、話を聞いて、
あまりに悲しすぎる話には心をシャットアウトしながら涙しました。
話だけで聞くのと、実際に現場に行き、残存物を見ながら話を聞くのとでは
大きな違いがありました。
それは、知覧旅行後、日々の仕事に追われているのに、
その折々に、知覧のあの現場のことがじわじわと蘇ってきて、
心に刺さってしまうのです。

特攻を命ぜられた青年たち
数日後には・・あさってには・・明日には・・今日は!
命を散らさないといけない・・
それを20代の子たち、一番若くて17才の少年がですよ!
その言い表しようのない、狂いそうな恐怖・・・
でもそれを、どうやってでも守りたい大切なものへの愛情の力で、押し殺そうとする・・
その感覚を、時折、僕自身がほんの一瞬でも感じてしまうと、
怖すぎて、すぐ心をシャットアウトする・・
その繰り返しです。

そして、愛するわが子を特攻に送り出す母の気持ちなんて、
その時のあまりにも切なすぎる想いが、
時々、僕の心の中で蘇ろうとする手前で、心をシャットアウトしてしまう・・
そんな調子です。

あんな体験は僕は絶対にしたくないです!
する必要なんて、ないです!!!

1人1人は誰もこんな心と体の激痛を感じたくないのに、
人はなぜ、争い、戦争をするのだろう・・

戦争をさせたい人たちがいるから?
お金を増やすことを楽しんでいる超富裕者たちがいるから?
それよりも、
その人たちからの命令通りに、兵器を作り、戦争をする人たちがいるから?

だって、やらなきゃ、やられてしまうから。
だって、生きていくためにお金が必要だから。
そしてプロパガンダによって、それが正義と信じて・・

これって今も続いているのかもしれない・・
体に良くない食品や薬を作り、より利潤を上げるためにそれを売りまくり、
それを良いものと信じて使う人がいる。

もう、そこから人類が脱却する日が近づいていると、僕は信じます。
自分だけ、家族だけの幸福を求めるのではなく、
相手にも愛おしい家族がいる。
お互いがそのことを思いやり、愛おしく想えばいいだけ

多くの人が菌ちゃん野菜作り体験することで、そんな社会が実現していくのではないかと
僕は強く期待しています。

自然の生きものたちの暮らしは、競争社会ではなく、
神わざのような仕組みの共生社会になっていることを実感できます。
害虫が、病原菌が、モグラが、雑草が、
私たちの敵ではなく、とても重要な仕事をしてくれていたという事実を体験して、
これまでの価値観がくずれ、感動します。
この土づくり野菜作り体験の中で、徐々に、
多くの生きものたちが、自分も含めて、地球の兄弟のような、
そんな肌感覚が醸成されていきます。

その自然界に、今日までずっと愛され生かされてきた自分を感じると、
人同士も、同じお母さんの愛情を受けて育った兄弟のように感じてくるはずです。

そして、そうは言っても、自然界はただの仲よしこよしではく、手強い敵が存在し
だからこそ、鍛えられ強くなっていけることもわかります。
そして、敵との戦いで、強いものが弱いものを駆逐するのではなく、
なんと、次第に敵と共生していくことが多いのです。
つまり、強いものには、優しさがあるのです。
優しいものこそが、強くなれるのかもしれません。
殺し合いから共生の時代に移るために、
優しいものこそが、強くならないといけないのです!!

この自然界の理を、1人1人が体感したら、
氾濫する誤情報にだまされなくなるし、
やがて人間社会も変わっていくはずです!

自分の命を犠牲にしてまで大切なものを守ろうとしたあの少年たちに申し開きができるように、
僕は自分の役割を真剣に果たしていきたいと
さらに感じるようになりました。

現場に行くことは、話を聞くことと同じではありませんでした。
日々の生活の中で、あとからいつまでも蘇ってきます。
あまり行きたくなかった僕を、一緒に連れて行ってくれた永伊監督に感謝感謝です。


先日、菌ちゃんのウネ作り屋さんになるための研修会を行いました。
これで3回開催しました。また来春も開催予定です。

菌ちゃん農法が、これからの未来をより良くするに違いないと確信した、熱い心の同志たちが
全国から菌ちゃんふぁーむに集まってきて、
みっちり実演と座学をして、最後に厳しいテスト問題を解いて、
晴れて新たにウネ作り屋さんとして加わりました。
現在、ウネ作り屋さんは日本全国で90名になりました!!
その名簿は https://kinchan.ocnk.net/page/13

すでに次から次に依頼が来て、予約が10件以上たまっている人もおられます。
よろしければご活用下さい。
労力的に高ウネ作りは難しいけど菌ちゃん野菜を育てたい人など、お勧めです。
戸建て住宅の小さな庭に菌ちゃんウネを作ったら、
毎朝野菜の生長を眺めて、好きなときに野菜を収穫出来ますね。
菌ちゃんのエサの確保ができない人は、エサの運搬だけ頼むことも出来ますよ。

ブロックで50cm程度の枠を作ってその中でこの菌ちゃんの土づくりをしたら、
車椅子で横づけして野菜を植えられます。
だから老人ホームやリハビリ施設などでも、菌ちゃん野菜が育てられますよ。
そのような方々は、たっぷり時間をかけていっぱい愛情をそそぐことが出来るので、
普通の人が育てるよりも、もっと立派な野菜が育つ可能性が高いんです。
どこかがやり始めたら、その効果に驚いて急激に広がっていくかも!!!

※菌ちゃん野菜作りオンライン講座を申し込むと
これまでの膨大なQ&Aがたまっているので、
質問に近いQ&AをAIが集めてきてくれます。
講座の詳細は、https://lp.career-ark.co.jp/kin_course_all