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菌ちゃん野菜、菌ちゃん農法とは?

その説明はこちら⇒https://kinchan.ocnk.net/page/12

 


 

 

全国に菌ちゃんのウネ作り屋さん誕生!

詳細はこちら⇒https://kinchan.ocnk.net/page/13

 

 

  

 

<無肥料の菌ちゃん農法最新情報>


Q1 やっと畑を借りることができたので、菌ちゃん野菜作りが楽しみです。借地で菌ちゃんの土づくりをする時の注意点はありますか?


 

A 無肥料の菌ちゃんの土づくりでは、竹や木のチップ、落ち葉、籾殻などの有機物をウネの上部に入れるのが基本ですが、それに加えてウネの下側の両端に枝や薪などを入れることができます。この方法なら、

1. 植える野菜のじゃまにならないので長いままで入れられる

2. 1~2年後に、ウネの上部に追加する有機物が減らせる。

等の利点がありますが、借地の場合、諸事情で早く地主に返すこともありえます。

そこを整地する場合、大きな木などが入っているとトラクターが使えないので、トラブルになるかもしれません。

なので借地の場合は、有機物はウネの上部だけに入れる。または、下側両端に入れるものは、細い枝だけにしてください。

 

 

 


 Q2 一度ウネを作ったら2度と壊すことも耕すこともなく、ずっと野菜を育てられると聞きました。そうなると、土の中に何かを混ぜるのは最初のウネ作りの時しかないと思います。最初に混ぜた方がいいものをすべて教えて下さい。


 

A 絶対混ぜた方が良いというものはありませんが、あえて言えば次のものを混ぜるとより良いです。

1.竹炭や木炭  これを入れておくと土が腐敗しにくくなるし、有用微生物や植物を活性化させます。量は1平米あたり数キロ~10キロ程度。ただし、炭に灰が混じっていると、土のpHが高くなるので、pHがもともと高い場合はしっかり雨にあてた炭を使って下さい。

 

2.今まで石灰を入れたことのない土は、かなり酸性が強い可能性があります。そのような土の場合は、最初にカキ殻石灰を1平米あたり200~300g土に混ぜておくと、酸性がより早く中和されます。

 

3.カキ殻石灰を入れた場合は、バランスをとるためマグネシウムの多い資材も入れた方が良いです。

 農協扱いに、カキ殻石灰にマグネシウムを混ぜた「苦土セルカ2号」と言う商品があるので、入手できるなら、カキ殻石灰よりもこちらをお勧めします。

 苦土セルカが入手できない場合は、水酸化マグネシウムという肥料を入手して、カキ殻石灰の量の約2割程度を一緒にふります。

 

4.白菜や大根、トマトも育てたい場合、これらの野菜は日本の土壌だとホウ素欠乏の症状が出る場合があります。あらかじめ「ホウ砂」を1平米あたり1g程度混ぜて下さい。量が少ないので先にホウ砂を土と混ぜてから畑に混ぜます。多く入れすぎると過剰の害が出ます。

※上記の苦土入りセルカ2号でしたら、天然苦土の中にホウ素も含まれているので、さらにホウ素を加える必要はあまりありません。

 

※1平米あたりというのは、ウネの面積ではなく、ウネ作りに必要な溝の面積も含めての面積です。

ウネを作る前の平地の時に散布して耕したあと、高ウネを作っていきます。

 

 

 


 Q3 同じ野菜を有機肥料を入れた所でも育てているのですが、それと比べて無肥料の菌ちゃんウネの方は、葉の色が薄く、肥料不足に見えます。どうしてでしょうか


 

A もし糸状菌がしっかり張った土でそうなったのでしたら、必要な窒素分は十分吸収できているはずなので、薄く見えるその葉の色が本来の健康な状態の色なのだと思います。

もし糸状菌が十分に伸びていなかったり、活力が弱ければ、肥料不足の症状が出たり、病虫害が発生しやすくなります。その原因としては

 

1.最初の菌ちゃんの食べものの投入が少なかったり、食べもののサイズが大きすぎる場合、またはどんどん食べて残り少なくなってくると、そのような症状が出ます。急ぎ食べものを追加して下さい。

 

2.ウネが低めの場合、雨が多かったら、糸状菌の活力が低下し、野菜は肥料不足の症状が出やすいです。雨が降らないようになると糸状菌が元気になり、野菜は青々と大きくなります。対策は次のQ&Aを見て下さい。

 

3.しっかり高ウネにしているのに、夏場に雨不足で、ウネ上部に仕込んだ有機物が、糸状菌が食べることができないくらい乾いてしまうと、肥料不足の症状が出ます。今年は長く雨が降らず、菌ちゃんふぁーむでもこの症状が発生しましたが、高ウネを仕込む段階で上層部の土と菌ちゃんの食べものを混ぜたところはこの症状があまり出ませんでした。

対策としては、次の春にいったんマルチをとって、ウネ表面に食べものを追加して、もともとあった食べものも含めて土と混ぜてから夏野菜を植えて下さい。

 

今から初めて植えつける人でしたら、植付時は重しをすべてとって、植え穴以外にもたくさん穴を開けて植えるのが基本でしたが、最初の作付けが夏野菜から始まる場合は、植え穴から離れたところの重しを残しておくと、地面の底から水がつながるので、効果的な干ばつ対策になります。

 

 

★上記の症状を踏まえて、最初の高ウネ作りについて以下の通り改良しました。

これまでは、粉状の菌ちゃん食べものをウネ上部に乗せる時は土と混ぜるとしていました。

今後は、食べものが粉状でなくても、落ち葉や木のチップなど木質の場合は土と混ぜておくことをお勧めします。こうすると、植付の際、有機物をよけずにそのまま土を強く押して植付や種まきが出来るので、作業がとても楽になります。

45cmのウネに有機物を乗せ、その上に土を薄く乗せたら、ウネの上からスコップを差し込み、有機物の下の土まで含めて有機物と土をよく混ぜます。結果的に高さ約55㎝のウネの上部20㎝程度が、土と有機物が混ざった状態なる。

有機物が長くて混ぜにくい場合は、35㎝程度の高さのウネを作り、その後、有機物、土、有機物、土と交互に何回も重ねていって、55㎝程度の高さのウネにします。

 

注意点

・土に混ぜる資材としていちばんのお勧めは、古い木のチップです。

 新しい木を入れると野菜の発根を抑制する場合があります。

 竹や籾殻も混ぜられますが、これらは細菌類も食べることができるので、細菌類が食べる割合を減らすため、上記以上に深くまで土と混ぜないで下さい。

 落ち葉や竹の葉も若干チッソ分が多いため、空気がないと微妙に腐敗しやすくなるので、上記以上に深くまで混ぜないで下さい。

 草は混ぜてはいけません。固い草だったとしても、土に埋めると糸状菌ではなく細菌類がある程度食べるので、窒素固定細菌が働けなくなり、早く肥料不足状態になります。なので従来通りウネ上部に置くか、Q7のように、別のやり方がお勧めです。

有機物のかたまりが土の中に残らないよう丁寧に混ぜる。軽い耕うん機を使うと便利。

・混ぜることで土表面から深い位置に来た食べものほど、糸状菌が食べ始めるのが遅くなります。結果、初めて野菜を植えたときだけ、糸状菌と根のつながりが少なくなり、野菜が肥料不足気味になる場合があります。対策としては、食べもの量を十分に入れて、植付時だけ液肥をかけて下さい(Q9参照)

 


 Q4 YouTubeなどを見て、菌ちゃんの高ウネを仕込んだのですが、畝の高さが低いことがわかりました。どうしたらいいでしょうか?


A 畝に仕込んだ有機物によってやり方が変わります。

もしカヤやセイタカアワダチソウなどの草も入れたのでしたら、それらはざっと取り除いて、畝の高さ45㎝になるまで土を足して、それから有機物を乗せます。その後は基本通り、薄く土を乗せ、降雨後黒マルチをします。

もし、籾殻、竹や木のチップ、落ち葉などを入れていて、草類は入れていないようでしたら、それらは取り除かずに、畝の高さ45㎝になるまで土を足して、それから有機物を乗せます。

理由は、草類は上から押さえつけると腐敗しやすいからです。木本類でしたらほとんど腐敗しないので、中間層に残しておくことで、そのうち糸状菌ちゃんのエサとして活用されます。

 

 


 Q5 野菜でなくても、果樹でもやれますか?


 

A 無肥料の菌ちゃん農法は、施肥も耕す必要もないので果樹にはとっても向いています。

ウネを高くするのではなく、樹と樹の間が広いので、

その中間位置に深い溝を掘れば良いのです。

すごく幅の広い高ウネができる感じです。

ただし、その溝に水が貯まらないように水の出口を作らないといけません。

すでに果樹が植わっている状態から始める方法を説明します。

まず樹と樹の間、つまり樹から一番遠い所に溝を掘って、その土は溝以外の場所に広げます。

樹と樹の間隔が狭い場合は、断根のダメージを少なくするため冬にします。

次に、菌ちゃんの食べ物を土の上にたっぷり広げます。

あとから植えるわけではないので、竹や枝など長いものでもそのまま置けます。

その時、樹のすぐ近くまでは食べ物を置かない方がいいでしょう。

次は、さらに深く溝を掘って、

その土は菌ちゃんの食べ物が隠れるように、上に薄く乗せていきます。

あとは、一部だけでも黒マルチで覆うと、その部分は雨があたらないので、

糸状菌が早く成長し、土の団粒構造の発達が早まります。

これを実行すると、根が元気になり、微量要素を吸えるようになるので、

果樹はいっそう美味しくなりますよ。

 

 


 Q6 借りた畑で菌ちゃんウネを作ろうと溝を掘っていたら、そんなに深く掘るなと怒られました。どうしたら良いでしょうか?


A そこは、地目としては畑ではなく田になっているのではないでしょうか?

田の場合、数年後米を作るとなった場合に、水が貯まるように、

硬盤層と言って、土の約20㎝ほど深い場所で土を固くしている所があります。

それを掘り返すと、水が貯まらなくなって、米が作りにくくなるのです。

そのような場合、溝はあまり深く掘らずに、溝幅を広くすることでウネの高さを確保してください。

多くの農家は菌ちゃん農法を知らないので、高いウネにびっくりされる方も多いですが、

溝を深く掘りさえしなければご理解いただけると思いますので、うまくお願いしてください。

 

 

 


Q7 菌ちゃんの食べ物として、草はあまりよくないのでしょうか?


 

A 木⇒竹⇒草になるほど、糸状菌以外の菌ちゃん(細菌類)も食べやすくなります。

窒素固定細菌は糸状菌と共生して働くので、出来るだけ糸状菌に食べて欲しいわけです。

その意味では草よりも木や竹のほうが、向いていると言うことはできますが、

草の中でもとても固いもの、ススキやセイタカアワダチソウ、ダンチク、ヨシ(葦)でしたら、

ウネの上部に配置したら糸状菌が食べる割合が多いので、うまくいきます。

 

上記以外のやわらかい草とか、収穫後の野菜の残渣については

ウネの一番上に配置することで無肥料の菌ちゃん農法に使うことも可能ですが、

それよりも、硬い草もやわらかい草も収穫残渣も、

草本類はすべて以下のようにして、細菌類にも食べてもらう方法がお勧めです。

 

1.高めのウネ(20㎝程度)を作り、ウネの上に刈り草を厚く(20~30㎝程度)敷く。

 

 

2.マルチなどもかけず雨ざらしで夏場で2か月程度放置すると

草が糸状菌や細菌類に分解され低くなってくるので、

草を手で除けて苗の大きさ分の穴をあけ、苗を土の中に植えます。

 

同時に、再度草をウネにたっぷり乗せます。

 

これだけで、無肥料で野菜が育ちます。

 

2か月程度で草はかなり減ってくるので、草が少なくなりすぎないよう定期的に草を乗せていきます

常に早めに草を乗せ続けるので、雑草が生えてきません。

ですから、種がついている草でもまったく問題ないどころか、そのほうがミネラルたっぷりです。

 

この方法を続けると、細菌の食べ残しを糸状菌が分解して成長するので、しだいに土がフカフカになっていきます。その効果を上げるために、やや高めのウネ(20㎝)にしたわけです。

 

※草がやわらかすぎたり、草を敷くのが厚すぎたり、雨が続いたりすると、

草から腐敗した臭いがするときがあります。

その場合はミミズが発生したりモグラが来たりして腐敗はなくなっていきます。

腐敗を少なくするには、硬い草を下側に敷くとか、EMボカシなど、米ぬかを主に乳酸菌で発酵させたものを、草の上にふっておくといいです。

 

 


 Q8 タネや苗は普通に売られているものでいいのでしょうか?


 

A はい、市販のタネだけでなく、化学肥料や農薬も使って育てた市販の苗を使っても、

問題なく育ちます。ただ、タネはいく種類かだけでも自家採種を続けると、

そのタネはその地域、土壌に順化し、より元気に育ってくれるようになり、

また愛着もひとしおですよね。

以下では、自家採種できるタネ(固定種、在来種)を中心に取り扱っています。

 

自然農法国際研究開発センター https://shizentane.jp/

 

光郷城畑懐 https://kougousei-hafuu.jimdo.com/

 

鶴頸種苗流通プロモーション https://kakukei-seeds.amebaownd.com/

 

たねの森 http://www.tanenomori.org/

 

 


 Q9 3か月経過して苗を植えようとしましたが、糸状菌がまったく見当たりません。

植えても大丈夫でしょうか?


 

A 糸状菌は最初の段階では細すぎて肉眼では見えません。

糸状菌同士がコヨリのように集まることで、次第に見えるようになり、さらに太くなっていくようです。

3か月前、土に食べものを乗せる段階で、すでに糸状菌が付いている(食べ始めている)ものも

入れていたのでしたら、たぶん糸状菌は見えなくてもある程度伸びている可能性大ですので、

植えてみて下さい。

その時念のため液肥(液体肥料)をかけることをお勧めします。

 

(液肥をかける理由)苗から根が伸び始めたとき、すぐ近くまで糸状菌が伸びていれば

すぐつながると思いますが、

すぐ近くまで糸状菌が伸びていなかった場合、

糸状菌と野菜の根が出会うまでは野菜は自力で根を伸ばさないといけません。

出会うまでのつなぎの栄養としてとして液肥をかけるわけです。

液肥はすぐに微生物たちに使われるので、いつまでも肥料成分は残りません。

窒素成分の多いものがお勧めです。

すぐ効いて、すぐなくなって欲しいので化学肥料で構いません。

菌ちゃんふぁーむネットショップでも扱っています。

 https://kinchan.ocnk.net/product/373

 

糸状菌がはっきり見えない理由としては

菌ちゃんの食べものを仕込んだ土に、もともと見えない微生物(細菌)が少ないと、

糸状菌の成長が遅くなるようです。

糸状菌の伸長には別の細菌類の協力が必要のようなのです。

菌ちゃんって、それぞれ独特のずば抜けた能力を持ちながらも

1人ではうまく生きていけないもののようです。

他の能力を持った菌ちゃんと一緒に、おたがいの能力を発揮し合うことで、

すごいことが起きるんです。

他の例を挙げると、まさにこの無肥料の菌ちゃん野菜作りが

固いものでも分解できる糸状菌。

空中窒素を固定できる細菌。

光合成できる植物。

これらの共同作業の成果なんです。

それぞれすごい能力があるけど自分たちだけだとなかなか生きていきにくい。

ところが、自分の能力を他の誰かのために使ったとき、大きな能力が生まれ、

巡り巡って自分のためにもなっていた・・

生きものたちの世界は本当に素晴らしい。

私たちも見習わないといけないですよね。

 

ということで、もう少し待てば、菌ちゃんたちの体制が整って、糸状菌もだんだん伸びてくるでしょう。

 

★糸状菌がはっきり見えない別の理由

その土地がこれまで普通の農業をしてきた場合、土の下部に腐敗層が出来ていることが多く、

その土がウネ上部に乗ると、糸状菌は伸びにくくなりますが、
腐敗層は酸化されて肥料分に変わるので、糸状菌があまり見えなくても野菜はよく育ちます。

1~2作で次第に肥料分はなくなり、

代わりに糸状菌由来の肥料を野菜が利用するようになると思われます。

 

★糸状菌がはっきり見えないさらに別の理由としては、次のQ&Aを見て下さい。

 


 Q10 3か月経過してマルチの下を覗いたら、エサがカラカラに乾いていて

糸状菌もほとんど伸びていないようです。どうしたらいいでしょうか?


 

A エサが乾ききってしまった原因を考えて下さい

① マルチを少し剥いで、もし、重しの下の所の土が乾いているとしたら、

重しが軽すぎです(土の重しの場合、雨で流れて軽くなっていませんか)。

この場合は、全体がかなり乾きすぎていると思われるので、

雨天時に黒マルチを片側に剥いで、1~数時間程度雨に当てて、

エサ全体を濡らしてから再度マルチを張って下さい。そして重しを重くしてください。

そして植付はあと少し待った方が良いでしょう。

 

② もし、重しの下の土は湿っていて、重しの乗っていない部分の食べものが乾いていて、

その乾いた食べものの下の土はそれほど乾いていないようでしたら、

食べものの上に乗せる土が薄すぎではありませんか?

その場合は全体に土をもう少し乗せて下さい。

または食べものが固くて大きすぎではありませんか?

その場合は固くて大きい食べものの上にさらに土をかけ、食べものを揺らすことで、土を食べものの間の空間に入れて行ってください。

食べものとしてモミガラだけを使った場合もモミガラは乾いてしまいやすいようです。

その場合もモミガラの上に土を足して、土と籾殻を混ぜ込んで下さい。

いずれの場合も、1~数時間程度全体を雨に当ててから黒マルチすると、

その後の糸状菌の成長が早くなるでしょう。

また細い糸状菌が土の中にある程度伸びている可能性が高いので

1つ前のQ&Aのように植えつけしてください

 

③ もし、重しの下は湿っているが、それ以外の場所が乾いていて、

乾いている場所の、食べものの下の土も乾き気味でしたら、

上記②の対策をした上で、重しの間隔をもっと狭くしてください。

そして植付はあと少し待った方が良いでしょう

 

①と③では植付を待つように書いていますが、野菜には植えつけ適期があり、

すぐ植えた方が良い場合は、だめもとで植えても構いません。

その場合は1週間に1回程度の間隔で2~3回、苗に液肥をかけてみて下さい。

それ以上は液肥はかけずに、もしこれでうまく成長しないようなら、

糸状菌の伸長がまだ少なかったのですから、次の作付け時期まで待つしかありません。

 

 

 

以下は、菌ちゃんの高ウネを仕込んだときの写真です

 

※土を掘って上げていくと色が変わる場合があります。

その土は未改良で腐敗有機物が多かったりするので、ウネを作る土には使わないで下さい。

ウネの上に有機物を乗せて、その上に薄く乗せる土や、重しの土には使えます。

 

※重しに使う土は雨で流れてはいけないので、深い部分の土が固いなら、それを使って下さい。

そのためには点々と深く掘る必要が出てきますが、それは同時に腐敗層を壊しその下に空気が通すことになので、

菌ちゃんや野菜の根がさらに深く伸びやすくなります。

(数年後、米を作る可能性がある場合は、深く掘りすぎて硬盤層を壊してはいけません)

深い部分の土も雨で流れやすい場合は、肥料袋や黒色の土嚢に入れてから黒マルチに乗せてください。

 

 

 


 

 テキスト「菌ちゃん野菜作り&菌ちゃん人間つくり」2023年改訂増補版

について、若干の改良が出てきました。

 のページの最下行にその内容を記載しています

 


 

 <環境再生型農業最前線:NHKで放送>

農業するほど地球環境が再生できる!! 

画期的な新しい農業への世界の取り組みを紹介しています。

菌ちゃんふぁーむも15分くらい登場します

NHKオンデマンドで220円で視聴できます

https://www.nhk-ondemand.jp/goods/G2022122221SA000/?capid=nte001&fbclid=IwAR3RNXTmulptOQgmpryKStuTupEKcX20Cy3YEKftt1DcprjsrJSTi6sgi20

リン酸カリはなんとかなっても、なぜチッソ肥料なしで育つのか?

チッソの供給に関して

ブラウン氏の方法は,動物(腸内の窒素固定細菌)を組み入れることで

菌ちゃんふぁーむでは,糸状菌ファーストの土づくり(糸状菌と窒素固定細菌との共生)で

実現しています。

そのように理解して番組を見るとよくわかると思います。


 

<アースデイチャンネル動画>

1.春の菌ちゃんふぁーむの様子とインタビュー

 無肥料栽培のポイント、虫害が少なくなる理由、腐敗と発酵の違いなど

 https://www.youtube.com/watch?v=w1QgtRxB8sw

 

2.吉田俊道へのインタビュー(取り組み当初の苦労、耕作放棄地の魅力など)

  https://youtu.be/Lx4Fl2VuBKQ

 

3.インタビュー2(環境問題に取り組んだきっかけ、土と腸内細菌の関係など)

 https://youtu.be/QAYOGfQHHsY

 


 

<竹や草などを使った菌ちゃんの土づくり動画 >

 

https://youtu.be/8LQw7RX5Ytg

英訳版⇒https://www.youtube.com/watch?v=n1sCDRAC9pc

 

 ★この動画のウネは低すぎます。梅雨期や大雨で、糸状菌が元気に活動できなくなり、

夏野菜がうまく育たない可能性が大きいです。もっと高くして下さい。

詳細はテキスト「菌ちゃん野菜作り&菌ちゃん人間つくり」をご覧下さい。

 


 

<女優 柴咲コウさんの菌ちゃん野菜作り動画>

★下線の部分をクリックしたら動画に移行します

※具体的なやり方については、現在はこの動画からさらに改良されています。

 

1.モミガラや草だけ使った無肥料の土づくり 

 

★.同時取材した北海道テレビの番組 

 

2.どうして虫がつかないのか講義

 

3.生ごみで漬け物を作る 

 

4.モミガラを土に仕込んで1か月後の経過観察と、

 1か月で完成した「生ごみ漬け物」を土に混ぜる

 

5.さらに1か月後の9月上旬、北海道にしては遅いけど

モミガラ、草、木、生ごみ区に、一斉に植付開始

 

6.雪の前に収穫しました

 

菌ちゃんふぁーむに遊びにいってきたよ♪柴咲コウ2023年夏 

 

  

 


 

 

<コロナに何する記事>

専門家は自信を持って間違いをいうことがある

 https://kinchangenki.hatenablog.com/entry/2022/01/24/071506

 

子ども向けの話「コロナに打ち勝つ方法」

https://kinchangenki.hatenablog.com/entry/2021/11/01/054412

 

バイキンが必要なわけ

https://kinchangenki.hatenablog.com/entry/2021/08/27/111802

 

新型コロナの役割とは?腸内発酵とコロナの関係 https://kinchangenki.hatenablog.com/entry/2021/06/28/165750

 

農業で起こったことと同じ間違いをしている https://kinchangenki.hatenablog.com/entry/2021/04/23/140306

 

 人々の自然観がが変わる時が来た https://kinchangenki.hatenablog.com/entry/2021/03/04/093832

 

長周新聞の4回連載   電子版

 

 

 


 

<西日本新聞連載 全69話>

https://tanakayu.com/kinchan/

 

 


 

 

<主なネット掲載記事>

nippom.com 

日本語版 https://www.nippon.com/ja/japan-topics/c08001/

 

中国語版 https://www.nippon.com/cn/japan-topics/c08001/

 

アラビア語版 https://www.nippon.com/ar/japan-topics/c08001/

 

スペイン語版 https://www.nippon.com/es/japan-topics/c08001/

 

フランス語版 https://www.nippon.com/fr/japan-topics/c08001/

 

 

ヤフーニュース

第1話 https://news.yahoo.co.jp/byline/satoutomoko/20200502-00176521?fbclid=IwAR0J

 

第2話 https://news.yahoo.co.jp/byline/satoutomoko/20200509-00177706

 

歳3話 https://news.yahoo.co.jp/byline/satoutomoko/20200516-00178777

 

 

 

 

<関連するSNS>

 

吉田俊道のフェイスブック https://www.facebook.com/profile.php?id=100053952811968

  

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「菌ちゃん野菜作り&菌ちゃん人間つくり」2023年増補版

について、下記の通り若干の改良をお願いします

 

●37ページ右上に

重しと重しの間の幅(重しのない部分)を60㎝程度にして下さい。」と書いています

 

 

現場をまわってみて、重しをしていない幅が60㎝だと、乾燥したエサの部分が多すぎになる傾向があります。

基本通りしっかりウネを高くできた場合、そして雨のあとマルチをして重しをした場合、晴天が続いても重しの下だけはしっかり濡れていますが、それ以外の乾いた場所が広すぎで、糸状菌が十分繁殖できていないことが多いのです。

なので、目安としては写真のように重しを置かない部分の幅は20㎝程度がいいようです。

 

※但し、重しはいちばん最初の土作りの時だけで、植付の時は邪魔な重しは取ってしまい、その後はたくさんの穴で水分を確保します。

 

※重しは、雨で崩れにくい土やレンガ、セメントブロック、どのう袋などを使えます。

 

 

 

 

 

●40ページ下  丸太や薪の場合

 

ウネの下側に仕込むものについて、大きい丸太は表面積が少ないためか、糸状菌の繁殖が少なめになりやすいようです。写真のように細いものをお勧めします。丸太は割って使って下さい。

 

すでに大きな丸太のまま、入れた方は、それはそれでさらに長持ちする畑になります。

ただ、2年目くらいに、上のえさがエネルギーが減ってきて、下の丸太は糸状菌がまだ十分に繁殖できていない状態になる可能性があります。ストーブで言うと、小枝が燃え尽きようとしているのに、太い薪の方はまだ十分にも得始めていない状態です。

その場合、野菜は肥料がやや足りないような状態になります。その時は、ウネの上側に菌ちゃんのエサを追加して下さい。